川連漆器蒔絵体験会を行いました。

出来上がった会員作の川連漆器絵巻の銘々皿

去る9月19日(日)湯沢市川連漆器伝統工芸館にて雪委員会主催の行事、川連漆器蒔絵体験会を行いました。体験会では、川連塗り蒔絵師摂津広紀さんに教えていただきながら、銘々皿に蒔絵を施す体験を行いました。数種類の図案のなかから各々好きな物を選び、それを皿に写し取ったら、その線に沿って細い筆で漆を塗っていきます。線の太さや塗りつぶすか等考えながら絵を描くのはとても難しく、また、描き始めるとやり直しができないので、一筆毎に緊張しました。下絵が出来たら、先生に蒔絵粉を付けてもらい、完成です。同じ下絵を使っても、筆使いや色使いで全く違う作品ができあがり、各々思い思いの品を作ることができました。

皿に施す図案の選定。
講師が丁寧に教えてくれました。
絵柄に沿って漆で線を描く作業
終了後、工芸館の展示室を見学しました。