東北ブロック秋田・宮城青年部合同主催プレ事業を終えて
去る3月20日、本当であれば宮城青年部の方々をお招きして増田の内蔵や酒蔵のご案内や川連漆器の製作体験をするはずだったのですが、前日の地震により交通機関がマヒしてしまい来秋は叶いませんでした。
その代わりに、秋田青年部のメンバーで増田町、稲川町を見て・触って・匂いを感じて先人が残した貴重な生活模様を体感してきました。中でも、川連漆器の製作体験はとても楽しい時間でした。漆器を選び、下絵を書いていくのですがここが一番難しいところ。手は震える、目はショボショボしてくる、下絵の線からはみ出す…など珍プレー続出。何とか書き終え、最後の工程の粉をふりかけ2週間ほど乾燥させて完成です。みんなでワイワイしながら『宮城青年部の方にも体験して欲しかった』と思いました。
当日、全国から22名の方が画面を通してプレ行事に参加してくれました。
リアルタイム配信はトラブルもあって難しかったですが、逆に臨場感があり楽しい配信が出来たと思います。終了後、『自宅にいながら旅行気分を味わえた』『ぜひ秋田に行ってみたい』『川連漆器をやってみたい』など楽しい雰囲気が伝わったようでホッとしました。
秋田には川連漆器や曲げわっぱや銀線細工、樺細工にイタヤ細工などたくさんの工芸品があります。11月には本県初となる伝統的工芸品月間国民会議も開催されます。今回の行事を機に、秋田の工芸に興味を持ちました。
宮城青年部の皆様、増田町観光協会の皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。